歴史
メッ シーナ海峡を挟んでレッ ジョ・ディ・カラブリアと向き合うメッシーナ。
紀元前8世紀、ギリシャの 植民都市としてメッシーナの起源となる街が建設された。
その頃の街は、入り江の形にちなんで"ザンクル(Zancle:大きな鎌)" と呼ばれ、現在でも有名な「スカリナータ・ザンクレアの階段」にその名が残っている。
紀元前396年、カルタゴが メッシーナを侵略したのを皮切りに様々な侵略が始まった。
しかし、これらの侵略以上に街を破壊したものは、1908年12月28日朝に起きた地震と津波であろう。この地震によって都市のほとんどが破壊され、70,000人以上の人々が亡くなった。その後街は復興をかけ再建設に挑んでいたが、1943年夏の空 襲にて更なる被害を受けてしまった。
1955年6月、ヨー ロッパ経済共同体(EEC)の結成に向けたヨーロッパの外相会議がメッシーナで開催され、世界から注目を浴びる。
メッシーナ名物
なんと言っても"カノッロ"や"ピニョラータ"などのお菓子とジェラート。また、夏の典型的な朝食スタイルは、カ フェのフラッペまたは苺の生クリーム添え、柔らかな菓子パン。ランチは、パスタ"ヌカチャータ(パスタ、肉、チーズ、卵)"、または魚の切身をソース、 ジャガイモ、ケッパ、香辛料と共に三時間ぐつぐつ煮込んだ"ラ・ギオッタ・ディ・ピシストック"など。ナス・ジャガイモ・パプリカを使った付け合せ"カポ ナータ"も有名。
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