サルカ川の上流、600~1700メートルにも及ぶ高所には、暖かいもてなしと美しいアルプスの景色が象徴的な18の村が存在する。
マドンナ・ディ・カンピリオ
素晴らしいアルプスと共に、マドンナ・ディ・カンピリオの歴史は生まれた。1886年、フランツ・ジョーゼフ・オエステルライヘルがハプスブルグ家と皇后シッシのヴァカンスのために選んだこの地は、美しい風景、世界一素晴らしいスキー場、自然の美しさによって、冬の観光メッカとなった
マドンナ・ディ・カンピリオのスキー場:
マドンナ・ディ・カンピリオの中心から直接リフトに乗って2箇所のゲレンデにアクセスすることが可能。 60キロメートルのスキー場内には、スキーワールドカップの会場となるカナローネ・ミラモンティのゲレンデをはじめ、様々なレベル向けのコースが存在する。ネッレと呼ばれる上級者コースのスピナーレ・ディレティッシマ、アマッツォーニア、又、ロッセ、アズーレと呼ばれるコースは、初級者・中級者が安心して楽しめるコースとなっている。スキー場の70%は 人工的に雪の調節がなされているため、冬の間ずっとスキーを楽しむことができる。
スキースクール:
マドンナ・ディ・カンピリオには8つのスキースクールと、およそ150人のインストラクターが存在する。個人レッスン、グループレッスン、初級から上級コース、更にスノーボード・カービングレッスンも行われている。
細道:
パッソ・カンポ・カルロ・マニョの山間の草地と林の間は、スケーティング走法、クラシカル走法向けのクロスカントリー道が15キロメートル続いている。
クロスカントリー以外にも、スノーシューでの雪山ハイキング、アルペンスキー、又、マドンナ・ディ・カンピリオの中心地の周囲にはスキー器具装着無しで歩ける歩行者専用道もあり、静かな林の中を散歩することもできる。
カンピリオ・インテルナツィオナーレ:
マドンナ・ディ・カンピリオでは、毎年数多くのイベントも開催されている。雪の上を走るクラッシックカーレース"ウィンタ-・マラソン"に始まり、 "Formula 1 プレスミーティング"ではフェラーリのレーサー関係者、世界中のジャーナリスト達がマドンナ・ディ・カンピリオに集合、辺りは白と赤に染まる。 2月には、19世紀末の雰囲気を漂わす"ハプスブルグ家風カ-ニバル"では、街の中心地には貴族の衣装に包まれた人々が現れる。ベルヴェデーレのゲレンデで行われる、衣装に身をまとった人々の松明下りは見所。
スキーの後... :
スキーの一日の締めくくりには、中心街のロマンチックな歩行道での散歩がおすすめ。中心街には、木工芸店、手作りチョコレートの店、家具・暖炉のデコレーション、工芸品やアクセサリーのパ-ツとして使われる珍しい張子を売る店など、この地特有のオリジナル品のショッピングが楽しめる。ショッピングの後は、山小屋でのディナー、ディスコと完璧なナイトライフをエンジョイすることができる。
ピンツォロ
中間の高さに位置するピンツォロの観光は夏の避暑地として盛んになった。現在では、四季をとおして家族で楽しめる観光地としての人気を誇る。
ヴァル・レンデナの麓にたたずむ魅力的なピンツォ全域では、子供達が大いに遊ぶことができる。中心街では、特産品・工芸品のショッピングなど大人が楽しめる様々な機会も充実している。
ピンツォロでのスキー:
リフトが到着する標高2100メートルの頂上ドス・デル・サビオン。ここからの見晴らしは、ヨーロッパ一と言われている。ブレンタ、永遠に氷が積もるアダメッロの岩山、プレザネッラ等のドロミーティ山塊のゲレンデには、様々なレベル向けのコース、又、子供向けのスノーパークも存在する。
リラックス・健康
マドンナ・ディ・カンピリオとピンツォロ周辺の健康施設:ホテル内部にあるリラックス施設wellnessには、サウナ、トルコ風呂、ジャグジー、プール、ジム、マッサージ、エッセンシャルバス、干草風呂、ブドウとチョコレートを用いた新しいエステなど。又、食事も自然で健康的な料理をメインとしている。
食
森の自然と地元の酪農産物を用いた料理が、伝統料理の主体となっている。高級レストランからストゥべと呼ばれるアットホームな食堂では、肉加工食品、チーズ、ポレンタ、キノコ、ノロジカを使用した料理、そしてpino mugo やasperulaなど野生の果物や高山植物で香りをつけたグラッパと、高地ならではの食事を楽しむことができる。
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