Duomo di Milano

イタリア後期ゴシック建築の大傑作。世界で３番目に大きいカソリック教会（１番目はサン・ピエトロ大聖堂、２番目はシヴィリアの大聖堂）。４万人の収容が可能。ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの希望で、１３８６年に建設が開始された。初期中世建築のＳ.マリア・マジョ－レ大聖堂の跡地に建設。ティチノ川－ナヴィリオ・グランデと、運搬船で運ばれてきた大理石を使用。大きいもので１０８．５メ－トル（大聖堂の屋根の上にたつ3900片の金メッキで覆われた聖母像に使用）もある。 大聖堂の屋根に昇り、１４５本の尖塔の間を歩き、ミラノの景色を楽しむ事ができる。大聖堂内の墓地には、サン・ジョバンニ・フォンティの洗礼堂跡がある。王宮やドゥオ－モ博物館が隣接したこの大聖堂は、ミラノ観光の出発点に最適。近年修復作業が終了したドゥオ－モ博物館では、大聖堂に関する書類、美術品の展示、その他、大聖堂を公害や様々な問題から守るための管理活動を行っている。