Enna: Navata centrale della Cattedrale - A.A.P.I.T. ENNA エンナ観光ガイド
古い時代からミステリアスな魅力を性格としてきた島、シチリア。伝説と懐疑の 数多くの小さな古い町が散りばったこの島は、長い間王、王子、皇帝、略縛者達 の足跡を目にしてきた。
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エンナ:有名なロンバルディアの城が存在するエンナ県の首都。世紀を渡って優れた状態で保存されてきたエンナの街は、スヴェヴィアのフェデリコ2世の頃には早くも拡大を得て現在の街の全景が確立されていた。
緑の庭に囲まれた8角形に設置された城は、過去には要塞で囲まれていた。
街の大聖堂は何世紀にも渡る美術が統合されており、その建造スタイルはカタロニア・ゴシック様式にバロック様式、ルネッサンス様式の影響を受けている。
街には二つの興味深い博物館がある: 一つは先史時代から今日までの歴史と美術に関する重要書類が保管されている アレッスィ博物館 - Museo Alessi、もう一つは、5つの大きな展示室に古代ギリシャ領土時代の遺品が保管されているヴァリザーノ博物館 - Museo Varisano である。

自然の旅
シチリア島唯一海に面していないエンナ県には、その自然、歴史、文化が融合した清純で広大なパノラマが存在する。数々の山岳と湖(8つあるうちプレグザ湖のみが自然の湖)と森によって、様々な魅力的な観光を楽しむことができる。アンチパ湖とニコレッティ湖は釣りと水上スキーのメッカとされている。更にエンナ県は、ローマ帝国時代から"帝国の穀倉地帯"と呼ばれていた程農業が盛んな地で、空豆やレオンフォルテのタルディーヴァ桃 を初めとする数々の作物が収穫されている。

考古学の旅
"オスク人から逃れるためシクリ人がイタリア半島からシチリアへ渡り、シカーニ人からシチリア南西部の州"シケリア"を奪った。そして彼らは、ギリシャ人がシチリア島に侵入するまでのおよそ300年間をこの肥沃な地で生活した。"と、トゥチディーデはシチリアの歴史の決定的な場面を紹介している。
紀元前1000年頃この移民の流れがあったと見られている。
エンナの過去の証の多くは博物館に保存されている。アレッスィ博物館、ヴァリザーノ博物館 をはじめ、17世紀のカプチン派の修道院の建物を利用したアイドーネ博物館、カントゥリペ市立博物館 - Museo Civico di Centuripe、スペルロンガ考古学博物館、ヴィッラローザのミネラーリア美術と農民文化博物館 - Treno-Museo dell'Arte Mineraria e della Civiltà Contadina など多くの博物館が存在する。
先史時代と原始時代のエンナ県内には、その洞窟、肥沃な地、水に恵まれた土地条件によって、数多くの定住者が網の目のように存在していた。又、島の中央に位置しているため、数多くの文化が入れ混じっていたと云われている。
紀元前7世紀末~紀元前6世紀初頭、ギリシャの社会経済システムとの出会いにより、エンナの社会制度は大きな変化を遂げる。そして地域の防衛強化が進むと同時に、商業も重要なものとなった。周囲の複数集落は都市化され街の生活が広い範囲に定着した。今でもこの付近に散らばる遺跡からは、知られざる何世紀もの人々の歴史を垣間見ることができる。

ピアッツァ・アルメリーナ市のヴィッラ・ロマーナVilla Romana
シチリアの旅で観なくてはならない場所のひとつとしてヴィッラ・ロマーナがある。非対称的な構造のこの建物は複雑で広く、長い間人気を博してきた。 1000平方メートルの表面積に建つ、様々なスタイル駆使した優雅な建築からは、職人の腕の良さを見受けることができる。テラスはその自然の地形に沿って作られ、3階建ての屋敷の中には、テルメ、ゲストルーム、家族の部屋、大きなダイニングルームがある。 このユネスコの世界遺産にも指定されているヴィッラは、ローマ帝国時代この地域が西部経済の中心地だったことを象徴している。



モルガンティーナMorgantina
アルメリーナ広場から14キロメートル、アイドーネ市に程近い場所にモルガンティーナの街がある。 モルガンティーナの街は、1955年プリンストン大学のグループによって発掘され、20世紀シチリア最大の遺跡として知られている。 紀元前36年頃廃墟になったと思われるモルガンティーナの街は、厚い埃と灰の層に包まれていたため、現在でも紀元前3世紀半ばの街の生活様式を目にすることができる。中でも、主要道路に垂直に交差するように造られた道は特徴的である。また、住宅地域には送水路もある。発掘時に発見された発掘品の多くは、カプチーニ博物館(Museo dei Cappuccini)内、国立考古学博物館に保管されている。

ロッソマンノのネクロポリス* Necropoli di Rossomanno
ピアッツァ・アルメリーナとヴァルグアルネーラの中間に位置するロッソマンノは、ロッカ・クロヴァッキオの墓があることで有名。

モンターニャ・ディ・マルツォMontagna di Marzo
ピアッツァ・アルメリーナとバッラフランカ・モンターニャ・ディ・マルツォ間に保存されている5世紀の門と塔のある塀。

コッツォ・マトリーチェCozzo Matrice
ペルグズィーナからエンナとピアッツァ・アルメリーナをつなぐ"トラッツェラ"(家畜の群れが通る道)沿いに行くと、コッツォ・マトリーチェに到着する。ここには、銅器時代後期の作業場跡と、石の中から発掘されたネクロポリスが存在する。

洞窟とネクロポリス
エンナ周辺には、時期が定かではない古代の墓のある洞窟が数多く存在する。街の南側には、奉納の像を収容するための数多くの小部屋が特徴的なスペツェリアの洞窟Grotta di Spezeriaがある。カラスチベッタ市付近には、紀元前2000~3000年前のものと思われる4つのネクロポリスが存在する。4つの中でも一番古いネクロポリスは、5つの墓と陶器のオブジェクトが発見された部屋が数多くあるマルパッソMalpasso、また、一番有名なレアルメーゼRealmese では、300もの墓と紀元前4世紀から紀元前6世紀末の二つの文化の交差をみる事ができる。また最近では、先史時代からローマ時代までの記録のある墓が存在するネクロポリスが、アッソロAssoroで発見された。

ローマ時代のトロイナとチェントュリペ
カテナ周辺でもっとも重要な遺跡地域として知られるトロイナ。ここでは、古代ギリシャ時代からローマ時代のテルメと住居が発掘された。チェントュリペでは、モンテ・ガルヴァーノの上にてローマ時代のテルメが発掘、モンテ・ポルチェッロの上では古代ギリシャ時代の遺跡、"ラ・ドガーナ"と呼ばれる古代の建築構造などが発見された。
 

石の美しさ
エンナ県には数多くの城や邸宅が建造されてきた。現在でもその中のいくつかが残っていおり、様々な時代の建築様式をめにすることができる。これらの城々は、エンナの自然と地にうまく調和している。

宗教行事・伝統
豊富な自然美と遺跡の地エンナには、様々な伝統も息づいている。古代から様々な文化・民族が定住していたことから、異なった宗教・文化が入り混じる伝統が形成されてきた。特にノルマン文化やスペイン文化特有のキリスト教以前とキリスト教文化に基づいた伝統が数多く残っている。中でももっとも盛大で特色のある宗教行事として、復活祭(聖)週間 聖金曜日の受難行列がある。


*ネクロポリス - 古代エジプト・ローマなどにおける墓地。


原文・イメージ提供:エンナ県観光局(Azienda Autonoma Provinciale per l'Incremento Turistico di Enna)

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