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Pizza イタリアのチェーン・レストラン
ファ-ストフードはピッツァ、ピアディーナ、パニーニの3つのみ。通常サービス料金も加算され、子連れも入りにくい環境のレストラン、トラットリア、ピッツェリアなど・・・・。そんな外食事情の中、イタリアの家族が安心して気軽に足を運べるチェーン・レストランが注目されています。
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イタリア人の夫が常に言っていたこと
「日本では手頃に外食ができるからいいよね」
数年前、一週間の日本滞在で、夫は8kg太ったほどですから・・・そりゃ食べ放題だったのでしょう。

確かに、日本には超高級なレストランも多々ありますが、庶民がぷらっと立ち寄れる店も沢山あります。
ファミリ-レストランも色々あるし、ファ-ストフードチェ-ンやショッピングセンタ-のフードコートも充実しているから、一人ぶらりと外食といっても何も不思議はない・・・しかし、

世界有数の食の国といわれるイタリアの外食事情は、まったく正反対なのです。

ショッピングセンタ-にフードコートが設置されるようになったのもここ最近のこと。世界一のファ-ストフードチェ-ンが入ってきたのも1990年代にはいってから。
イタリアのファ-ストフードはピッツァ、ピアディーナ、パニーニの3つのみといっても過言ではないくらい、ファーストフードの世界はシンプルなのです。
ここ最近ケバブショップも目立つようになってきましたが、こういった店にも必ずピッツァがあるのです。
 
席について食べることを前提とした、街角のレストラン、トラットリア、ピッツェリアは大抵サービス料も加算されますし、ピッツァを食べるのならピッツァオ ンリーで気負いせずにオ-ダーできますが、レストランやトラットリアのメニューでは、前菜・プリモ・セコンド。。。オ-ダしないと気が引ける、そういうも のなのです。

ですから、イタリアの庶民は頻繁に外食しない。そういうものなのです。
私の夫は、イタリアのごく普通の一般家庭で育ちましたが、子供の頃はほとんど外食した覚えがないそうです。
食べ盛りの子供をレストランにつれていったら破産してしまうと言うのが理由。わかる気がします。

しかし、ここ最近、イタリアにも手軽なファミリーレストランが目に付くようになってきました。

こういったレストランの特徴は、日本のそれと同様、

1 チェーン展開している。

2 子供メニューがあり、ランチョンマットが塗り絵になっていたり、玩具をくれたりする。
 
3 一皿でokなワンプレ-トメニューが多い

という共通点があります。

カテゴリとしては、ピッツァ・パスタ、ステーキ・ハンバ-ガーハウス、チキングリル・レストランがほとんどだと思います。チェーンが違くても、カテゴリによってどこもメニュ-構成が似ています。

イタリア人が好む物で、ファミリー向けにしたら、こういったメニューになったのでしょう。

では、ここで今気になるイタリアン・ファミリーレストランチェーンを紹介。


ROSSO POMODORO ロッソ・ポモドーロ 

本格的ナポリピッツァを食べさせてくるナポリ発のチェーン・ピッツァレストラン。 1997年に1号店がスタ-トした後、すざましい勢いでイタリア国内に店舗を増やし、現在では、イギリス、スペイン、トルコ、アイスランド、サウジアラビ ア、USA,アルゼンチンでもチェーンを展開している。また、東京の目黒にも1号店が出店されました。

実際、イタリア国内でも、ナポリ以外の地域では、本格派ナポリピッツァはなかなか食べれないもの。この、ロッソ・ポモドーロは、チェーンであることを有効 利用して本場の味を各地に運んでくれました。ピッツァ以外にも、出てくるパンはナポリのパーネ・カフォーネ、デザートには水牛のミルク使用のパンナ・コッ タ、前菜の水牛のモッツァレッラも冷蔵庫で冷やしていないものが出てくるなど、ナポリの味をそのまま楽しませてくれます。
 
 

OLD WILD WEST オールド・ワイルド・ウェスト 

ハンバ-ガーメニューが中心のウェスタンスタイル・レストラン。
西部劇に出てくる飲み屋風の内装が特徴的。店内の樽の中にあるカラ付ピーナッツは自由に食べることができます。

キッズ・メニューを頼むと、塗り絵付のランチョンマットが置かれ、小さい玩具のプレゼントもしく店頭にあるガチャポンのコインをもらうことができます。

ハンバ-ガーは、バンズにきちんとした手作りパンを使用し、中身のパテもボリュームいっぱい。すべてのハンバ-ガーにはポテトがついていて、これもボ リュームたっぷり。あまりのボリュームに、食べきれない人も多く、これで6ユーロ~9ユーロとは、かなりお得だと言えるでしょう。
 
 

ROADHOUSE GRILL ロードハウス・グリル

こちらも、先ほど紹介したOLD WILD WEST のようにボリューム満点のハンバ-ガー&ポテトガあるお店ですが、どちらかというとステーキが自慢のお店です。もちろんキッズメニュー玩具付もあります。

現在まで、ほとんどの店舗が路面店という点では、日本やアメリカのファミリーレストランを思わせるたたずまいです。

テーブルまでグリルカートで肉が運ばれてきたり、タルタルステーキなどの生肉、くし刺など、ボリュームたっぷりの本格的ステーキを約15~20ユーロの値段で楽しむことができます。


BEFeD Brew Pub ベッフェッド・ブレウパブ 

イタリア北東部に展開するチェーン・パブ。ここの特徴は手作り自社ビールと、鶏の炭焼のみのメニューで勝負しているところ(水・ソフトドリンクはあり)。
メニューは鶏の炭焼大・小のみ。こだわりがあるだけに、ビール、鶏(フライドポテト付)は絶品。
 

これらのレストランの共通点は、イタリアのスローフード文化を壊さずにチェーン展開をうまく利用していることだと思います。ただ、速くて手軽だけでは、食通のイタリア人相手にビジネスは不可能です。
手軽な値段、入りやすい環境、更に「すごく美味しい!すごく満足!」とお客に言わせて、やっと成功するものだと思います。

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